忘年会 忘年会の集客方法

飲食店の稼ぎ時と言えば忘年会・クリスマスパーティの師走、世間が何かと気忙しい季節です。一般的に飲食店は12月の売上が一年間で一番多くなるため、この1ヶ月でいかに売上を上げることができるかが勝負です。もう11月から忘年会を開いているお客様もあります。お客様の要望をしつかりおさえ、この時期にしっかり稼げる準備をしましょう。

1. 既存のお客様にご案内状は出しましたか。

忘年会や、クリスマスパーティでのお客様が一番の気がかり、それは、集まった同僚や仲間の方々が楽しい時間を過ごせるかどうか。幹事様の腕の見せ所です。逆に言えば、宴会の幹事役がしつかりこなせれば、幹事様の評価も上がるし、失敗すると出世の道が厳しくなるかもしれません。だから、必ず成功させたいと思うのが幹事様の心境です。
そんな時に、新規のお店よりは、自分の顔なじみのお店の方が安心感があります。集まるメンバーの顔触れを考えて、座席の位置、料理の好みや量、アルコールは何を用意してもらいたい、等、お店といろいろと相談したいものです。
この時期は、新規来店のチラシを出すよりは、既存のお客様へのご案内状や電話でのお声掛けをしてみましょう。幹事様にとっては、渡りに舟とばかりに手助けになるでしょう。

2. クリスマスコースパーティプラン、忘年会プランを用意する。

お客様の要望を先取りして、いくつかのプランを用意しましょう。料理で5000円、4000円、3000円、飲み放題2時間コース、女子会コース、がっつり食べたいコース等、選べるコースを用意すればお客様が助かります。
1年の締めくくりの忘年会は、ぱ~っと楽しい時間にしたいものです。少し高めの設定の金額でも大丈夫なはずです。

3. 予約の時にはお客様のご要望をしっかり把握する。

幹事様が予約の電話、又は来店する時には、しっかりと時間をとりましょう。忙しい時間帯であれば、再度確認の連絡を取るのも良いです。
[予約時に確認しておく事項]
・日時、時間
・何名様か(大人、子供、男性、女性、老人)
・どんな集まりなのか(会社、団体、趣味の会、PTA、自治会等)
・料理(好み、量、生もの、温かいもの、デザート)
・アルコール類
・最終人数確定の日時
お客様もお店も気忙しい時期ですので、しっかりと予約票に記入し、当日に備えます。間際の人数変更やキャンセルは、飲食店にとっては痛いものです。お店の側から、数日前に確認の連絡をしましょう。
また、予約票は、そのまま顧客名簿として整理し、次回のご案内に使います。

4. まとめ

すべては先手の準備が重要です。そして、当日はお客様に丁寧な対応をすること。
当たり前のことがやはり大切です。