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宇都宮市内でポスティング広告をご検討の企業様へのご提案です。
ポスティング広告にさいて学びましょう。

効果的なポスティングのためには、デザインが重要、と考える人は多くいます。
もちろんデザインは大切なのですが、実はそれ以外にも、さまざまなテクニックが必要です。
この章では、効果的なポスティングをするために必要な、誰にでもできるコツをピックアップしていきます。
頭を使う地道な作業が多いですが、以下の項目をこなすかこなさないかでは、長期的にみて大きな違いが出てきます。
反響の出やすいポスティングを目指して、記録を取りつつ改善していきましょう。

ポスティング広告の目的と目標
まず必要なのが、目的と目標の設定です。

① ポスティング広告の目的を設定する
多くの場合、ポスティングは集客、増客、企業PR、その結果としての売上アップを目的に行われます。
だから目的は売上アップ、と言いたいところですが、そこをしっかりとストーリーの組み立てをしましょう。
売上アップは、どうやって達成しようとしているのでしょうか?
新規顧客を開拓する、既存客単価をアップさせる、リピーターを増やす、などさまざまな売上アップの方法があります。
どれを選択するかによって、配布物や配布先、広告の内容が変化してきます。

② ポスティングの目標を設定する
新規顧客を増やす、などの漠然とした目標を設定してはいけません。
効果が出たのかどうか評価できませんし、店舗スタッフ間で認識に差異が出て、温度差が生まれてしまうからです。
客観的に効果を測定し、スタッフ間で目的意識を共有するために、目標は具体的に設定しましょう。
初回の目標設定は目安を決めるのが難しいですが、一般的な反応率を参考にするという手法があります。
一般的に、ポスティングの反応率は0.1~0.3%だといわれています。
1回のポスティングで10,000人に配布するとしたら、10,000×0.3=30
30人の新規獲得が初回の目標値となります。
2回目以降は、前回までのデータを下地として、コストや反応率に鑑みて決定していくといいでしょう。

ポスティング広告の地域性、商圏の把握
顧客となりうる人々が住む場所の地域性を、きちんと把握していますか?
店舗に集客できる人がいる範囲のことを、マーケティング用語で商圏といいます。
効果的なポスティングのためには、商圏の性質を把握することが欠かせません。

① なぜ、ポスティングの商圏性を知る必要があるのか
集客の基本は、商品の押し売りではありません。
欲しがっている人に適切な商品を提供することです。
需要があるところに供給していけば、自然と売上は上がっていきます。
しかし、そうはいっても、需要の調査こそが集客において非常に難しいポイントです。
商圏性の調査は、将来的に顧客となりうる人たちの需要を知る手がかりとなります。
商圏に住んでいる人々の価値観を理解すれば、適切なアピールが可能になり、ポスティング効果上昇・集客、増客、売上アップにつながるのです。

② ポスティングの市場調査
まず必要なのは、実際にその土地を歩き回ってみることです。
その土地の雰囲気、たとえば「おしゃれで高級感がある」「物価が安く親しみやすい」などの感覚を、実際に明文化しておきます。
いわゆる肌感覚ですが、これをなんとなく理解しているのと言葉として説明できるのとでは、思考の精度が変わってきます。
駅や商業施設など人が集まる場所で、通行人の服装や読んでいる雑誌、人が多くなる時間帯などを把握することも重要です。
その土地の人々がなにを好んでいるのかを理解すれば、消費するものの傾向も想像することができます。
また、周囲の交通状況・商業施設の状況も調べます。
人の流れがどのようになっているのか、周囲の同業他社の評判はどうなのか、などを掴めば、消費者を店舗に誘導したり他店との差をアピールしたりできるようになります。

③ 数字が重要
雰囲気が理解できたら、次は数字を調べます。
具体的な消費者数を知り、上記で理解した消費者像とリンクさせることによって、市場のイメージを掴むことができます。
土地内の人口・世帯数・年齢・男女比・年収などは各行政単位で公開されているオープンデータから知ることができます。
役所の窓口で尋ねてもいいですし、各自治体のHPを見てみるのもいいでしょう。
地方の図書館や国会図書館などにも、詳しい資料が置いてあります。

③ ニーズを掘り下げる
商圏性を知り消費者のイメージを固められたら、ニーズの掘り下げを行います。
消費者がなにを必要としているのか、どんなサービスを欲しがっているのか、具体的に想像して書き出していきます。
この作業は、「需要があるところに供給する」という集客の基本を押さえるために必要なことです。
売りたいものを一方的にアピールするのではなく、消費者の希望と自店のサービスをリンクさせていきましょう。

④ ポスティング広告のターゲットの選定
商圏内にいる消費者の中から、具体的に商品を販売したいターゲットを選定します。
男女、年齢、就業状況などを総合的に考えて、商品がアピールできそうな消費者層を設定しましょう。
ターゲットを明確にすると、ポスティングのメリットである、セグメント化された層に対する集中的なアピールをすることが可能になります。

⑤ ポスティングマップの作成
目的や対象を明確にできたところで、ポスティングマップの作成に入っていきます。
ポスティングマップとは、ポスティングを実際に行う際に必要な情報が記載された地図のことです。
各住宅が個別にわかる縮尺の白地図を使い、ポスティングに必要な情報を記入していきます。
最初のポスティングを行う前にルート選定などは済ませますが、実際に行って初めて分かることも多々ありますので、ポスティングを行うたびに更新していく必要があります。

アルフォサポートは、チラシ企画デザインから、チラシ印刷、ポスティングの配布商圏、ポスティングの効果の検証など、企業様の必要とされるポスティング広告のお手伝いをさせて頂きます。
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