「新規集客をしたいから、今月は思い切って1回20万円の広告掲載をしよう!」
そして、その結果は。。。。
エステサロンの新規の集客を行うためには広告が必要です。でも、効果的な広告をPRしても、「今月は新規のお客様が1人だった。」、「もっと広告を打つべきなのか、どの位費用をかけるべきなのか」エステサロン経営者にとっては悩みの大きいですね。

チラシ、自社ホームページ、SNS活用など、集客に効果的な広告のポイントをご紹介します。

□新規の集客法
1.ターゲットを明確にする
① まず、貴店のエステサロンのターゲットはどんな方でしょうか。
② そして、そのお客様にはどんな悩みがあるのでしょうか。
という質問に
「20代、30代の女性です。でも、40代、50代の方にも来て欲しい。て、その方々は、綺麗になりたい。痩せたい。と思っている」
これでは、ターゲットとは言えません。

では、こんな参考例を考えてみましょう。
[ターゲット参考例]①
『貴店の近隣3km圏内に勤務している、36歳の働く女性。勤続8年、年収360万円。結婚して3年目、子供なし。夫婦で共働き。』
上記のように具体的にターゲット像を考えると、この方にどんなエステメニューが考えられるでしょうか。
週に1回、平日の仕事帰りに100分の「プルプルの弾力と透明感のある肌コース」 15,000円
[ターゲット参考例]②
『貴店の近隣3km圏内に在住の富裕層、43歳の主婦。趣味は友人との旅行と自宅ガーデニング。ご主人は大手商社に勤務、年収1,200万円。』
上記のようなターゲット像を考えると、下記のようなエステメニューが考えられるでしょうか。
週に1回、平日の日中に、120分
「頬、フェイスラインのたるみをリフトアップしたい!透明感と潤いの弾力肌も手に入れたいコース」23,000円

① まず、貴店のエステサロンのターゲットはどんな方でしょうか。
② そして、そのお客様にはどんな悩みがあるのでしょうか。
この2つを具体的に理解していると、
「ターゲットが集まる場所が分かってくる」
「貴店の商品メニューに満足し、リピーターになる。」
上記のようなことが可能になります。
ターゲット像はできるだけ具体的にし、そのお客様の要望を詳しくヒアリングしていくと答えが出てきます。

2.イチオシのメニューを大きく掲載
 明確なターゲットに、一番のお薦めメニューを大きく広告します。

ターゲットへのメリットを広告の一番目立つ場所に記載することで、文字を読み込まなくても、見た感覚でスッと入ってきます。広告は、見た瞬間、3秒で決まります。

3.写真の重要性を知る
一番目立つメイン写真はとても重要で、サロンの特徴・イチオシメニューのイメージ・さらには貴店のブランド性かせ際立ちます。

広告のデザイン構成は、写真・文字・図の3つで構成されています。
ターゲットの心理は、上記3つのパーツのうち、まず写真に目がいきます。そして大きな文字です。
「商品価値がイメージできるメイン写真」・「目的とメリットが理解しやすいタイトル」この相乗効果によって、お客様が貴店に興味が湧くかどうかが決まります。
活字だけではイメージしにくいことを写真によって丁寧に伝えていくことが必要です。

4.サロンメニューの効果をしっかり伝える
お客様は自分のコンプレックスを解消するためにどのようなプロセスを経てキレイになれるかを見たいと思っているのです。
キャッチコピーでアピールしているメリットの根拠をきちんと紹介することで、商品価値が理解しやすくなり、更に興味がわきます。

5.メリットを3つまでに絞る
アピールすべき項目を絞り込み、そして具体的に紹介することで商品価値が理解しやすくなります。
「どれかにヒットするだろう」というのは勘違いです。欲張って、浅く広い情報よりも、具体的で分かりやすい広告の方が効果を上げます。

6.不安要素を解消する情報
「このエステ受けてみたい!でも…」大半のターゲットにこの心理が働きます。
だからこそ、不安要素を解決する要素が広告に記載されていた方が、予約確立が上がります。
例えば、入会金なし・無理なセールスは一切なし・安心の明朗会計・○○年の豊富な経験と確かな技術など。
それを解決するのが体験者の感想やクチコミです。「お客様の声」は効果的です。
ターゲットと同じ目線なので、信憑性のある紹介の仕方をすることで不安要素が解消されることも多くあります。
1.
□既存のお客様を大切にする
売上を上げる為には、新規のお客様を集客しようとしがちです。でもその前にもっとも重要なのは、既存のお客様によリピートして頂くことです。
新規のお客様を100人集めることより、1人のお客様に100回リピートしてもらうかを考えて下さい。既存のお客様に再来店して頂くコストと、新規のお客様に1回来店して頂くコストは、新規集客の方が10倍のコストがかかるとも言われています。
リピート客を大切にする第一歩としては、顧客管理が重要です。顧客管理では
・名前
・住所
・電話番号
・メールアドレス
・誕生日
・家族構成
・仕事
・趣味
・お客様の累計売上
・来店回数
・平均単価
・前回来店日
・前回来店してから何日経過しているのか
等を徹底して管理する事をおすすめします。
この様に管理することで、来店が遠のいたお客様にどうアプローチするかが分かってきます。