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いつものように、事務所に置いてある慣用植物のカポックに水をあげた。
ふと気がつくと、なんと先端の部分に花(?)が咲こうとしている。
カポックに花が咲くなんてなんか意外な感じ。
観葉植物は、緑を楽しむものだと思っていたので、花はまったく期待していなかった。
というより、花が咲くなんてことも知らなかった。

このカポックは、現在の事務所に入ったときに、記念に自分で買ってきた。
最初は50cm位の高さだったけれど、大事に大きく育てようと思いながら
少しずつ大きくなるのを楽しみにしていた。
今では、120cm位になっている。
まるで我が子が大きくなるようにかわいい。

今日は、デパートにちょっとお買い物。
花屋さんの店先には、シクラメンが並んでいました。
これから冬になるなんだなあ…。

シクラメンというと、小椋佳作詞・作曲の「シクラメンのかほり」が懐かしい。
このタイトルの「かほり」というのは、実は国語辞書にはないらしい。
東大卒の小椋佳は、わざと、「香り」を「かほり」と呼ばせたらしい。
作詞家ですねぇ~。

「シクラメンのかほり」  ~♪

真綿色した シクラメンほど 清(すが)しいものはない
出逢いの時の 君のようです
ためらいがちに かけた言葉に
驚いたように ふりむく君に
季節が頬をそめて 過ぎてゆきました

うす紅色(べにいろ)の シクラメンほど まぶしいものはない
恋する時の 君のようです
木(こ)もれ陽(び)あびた 君を抱(いだ)けば
淋しささえも おきざりにして
愛がいつのまにか 歩き始めました
疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく
呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう

うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない
後ろ姿の 君のようです
暮れ惑(まど)う街の 別れ道には
シクラメンのかほり むなしくゆれて
季節が知らん顔して 過ぎてゆきました
疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく
呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう