事業計画書とは、 経営計画書ということもあり、事業計画を係数等も含めて計画書としてまとめたものです。その内容が重要であることは、いうまでもありません。企業を成長させる、全ての計画を包括しています。起業、新規事業、既存事業の再構築、マーケティング計画、ブランディング計画、人事計画、商品開発など、企業の活動、事業の活動に関する全てを方向付ける土台の計画です。
短期と中期の2種類の事業計画を用意するのが望ましいですが、事業計画そのものを作成していない企業も多数あることでしょう。
事業計画が無いとなぜいけないのでしょうか。?
事業計画は、いわゆる経営上の地図になります。地図が無い状態で、目的地に向かうことになり、登る山を間違えたり、道に迷ったり、事故が起きたりとあらゆる面で、経営資源をすり減らし、リスクが格段に高まります。
一つの地図、事業計画の役割として、計画的な事業推進と、リスクに対する管理が行え、数々の問題に対して、社員一丸となって同じ方向に向かうことができます。地図が無ければ、社員は思い思いに行動を起こし、ある社員は道に迷い、ある社員は途中下車したりと、バラバラになってしまいます。

事業計画書の作成目的は、大きく3つあると思います。

■一つ目は、企業の未来(ビジョン)を描く物語を表していること。それによって、従業員や取引先関係者等が同じ方向を向き、協力がえられます。

■二つ目は、社員の結束を固めビジョン達成に向けたプロセスが書いてあること。それによって、従業員や取引先関係者等がどんな行動をするべきかが明確になります。

■三つ目は、資源(財務的な)管理を行い、計画的経営を行う基礎となること。それによって、銀行融資を含めた資金繰りが安定し、財務状況が強固になります。

上記の事業計画書の作成目的によって、どこに重点を置くかは違ってきます。
従業員や取引先関係者等に見せるものであれば、経営ビジョンや経営計画に掛ける社長の熱い思いを伝えることが大切です。代表者挨拶や、今後の経営戦略等について内容を充実させ、モチベーションを鼓舞したり、将来対する不安を取り除いたりすることに価値があるからです。

アルフォサポートは、販促支援やWEB制作時に、事業の方向性や内容の重点をどこに置くかの判断材料として、事業計画策定のサポートをさせて頂く場合があります。ご相談ください。