チラシを見たお客様に「どんな行動」を起こして頂くか?
貴社がチラシを配布する理由や目的はなんでしょうか。チラシを読んで頂いて、お客様が「ああ、なるほど」と「納得」して頂くことではないはずです。チラシを配布する目的は、「チラシを見てお客様に行動を起こして頂くこと」であると考えます。
それでは、この行動とは具体的にどのようなものがあるのでしょうか。チラシを読んだ後でお客様にとって頂きたい行動は、業種によっても異なるのですが、大きく分けると、問い合わせ、予約、来店といったものがあるでしょう。
例えば、顧客単価の高い不動産などでは、問い合わせを目的になり、車販売などでは、ショールームに見学が目的になり、美容院や整骨院などでは、予約の電話を入れてもらうことが目的となります。ショッピングセンターの大型店やスーパーマーケットでは、店内に入って頂くことが目的となるでしょう。
お客様に「次の行動」をしっかりと伝えることが大切です。
チラシを読んでくださったお客様に取って頂きたい行動が明確になれば、その目的を果たす為の誘導が必要になる事がわかってきましたか。それが「導線」と言います。「先着20名様に小冊子プレゼント」「このチラシをご持参すると楽しいプレゼントあり」、「今月にお申し込みの方は20%OFF」など次の行動を促す言葉が、印刷チラシには必要となります。
チラシには、お客様にどんな行動をとってもらいたいかを伝えましょう。
意外に忘れているのが電話番号や住所
チラシの内容を一生懸命考えて、デザインも完璧。さあ、これでお客様がどっと来てくれるだろう。と期待していたのに、反応がない。なぜだ? まさかと思われると思いますが、電話番号や住所が見つからないなんていうことがあるのです。問い合わせ窓口や店舗地図がなければ、お客様は次の行動を起こしたいと思ったとしても、行動に移すことができません。
必ず問い合わせ先(電話・FAX・Mailなど)や店舗の地図や住所を再確認しましょう。電話番号の間違いも良くあります。キャンペーン期間等も明確に再確認しましょう。また、問い合わせ先の場合、担当者の名前なども併記すると安心感がでます。