目標とは、目指す標的、ゴール、地点などと捉えられています。まず、目標となるものは具体的に示せるものである必要があると思います。

例えば、「地元で誰でも知っている会社にしたい」これはビジョンであって、目標ではありません。仮にこの「地元で誰でも知っている会社にしたい」というビジョンに対して、具体的な目標として、5年以内に従業員50人、売上を30億円にするなどが、目標と考えます。
ビジョンや思いのようなカタチが曖昧なものに対して、具体的な数値が入ったものが目標と捉えます。

具体的な目標の書き方は、5w1hで書くことがポイントです。

①Who(誰が)

②What(何を)
③When(いつ)
④Where(どこで)
⑤Why(どうして)
⑥How(どのように)

 

5w1hにあわせて目標を書き込むと

①Who(誰が)
部長、課長、一般社員、営業マン、支店のスタッフ全員が

②What(何を)
主力商品300個、新商品100台、客数500人を集客

③When(いつ)
2013年9月、今期末に、

④Where(どこで)
対象店舗、販売エリア、地域

⑤Why(どうして)
売上向上のため、給料アップのため、知名度アップのため

⑥How(どのように)
ネットショップ、新規出店、ポスティングチラシ5000部配付、折込チラシ3万部

全てを埋める必要はありません。また、書き込む内容が具体的でより、詳細であるほど目標の達成は現実的となります。それぞれの項目が整合性も取れている必要があります。

例えば、新規受注100件なのに、100件にしか営業訪問しなければ、実現することが難しいのは言うもでもありません。
100件受注するためには、営業訪問は何件必要か、前年の行動分析と実績データから算出すればわかります。

目標を書く時には、必ず過去のデータが必要となります。初めて取り組むことに関しては、予測でしかなりませんので、目標への進捗がとても取りづらくなります。