「これは私のための商品・サービスだ!」

何気なく見たチラシに釘付けになる。ゴミ箱に捨てようとした時に目に飛び込んできた言葉。ああ、こんな商品を探していたんだ。やっと出会えた!こんな経験をされたことはありませんか。

チラシにおけるキャッチコピーは、なぜ必要か?それは、ターゲットとなるお客様の注意を惹き、内容を読んで頂くためのキッカケであり、紙面の記事へ引っ張っていく「導線」なのです。

では、自社の商品やサービスのキャッチコピーを考える方法をご説明します。

①ターゲットを絞ること

前述したとおりです。

誰に伝えるのかが明確でない呼びかけは、反応が良くないでしょう。
例えば、「バッグが欲しい方へ!」よりも
「ヴィトンの新作入荷!」という方が良いです。

②ターゲットが得られるメリットを伝える事

その商品を使うと得られるメリットを伝える事が大事です。自分にメリットを感じない商品を買おうとする方はいないのです。その商品を買うとどんなことが起きるか。嬉しい、楽しい、美味しい、楽になる、上手くなる、健康になる、痩せる、美しくなる、等

③「得られること」よりも「恐怖感をあおる」方が反応が良い場合もある

人が商品やサービスを利用する理由は、「痛み、不安、悩みを解決して、快楽を得たい」ためです。その「痛み、不安、悩み」に直結する感情である恐怖感をあおることで、強い反応を得ることが出来るのです。

例えば、AとBの2枚のチラシがあり、それぞれに以下のようなキャッチコピーが書かれていたとします。

A:「これを食べると癌になる可能性が高まる3つの食品」

B:「これを食べると健康になる可能性が高まる3つの食品」

ひとつだけ選ぶとしたら、あなたはどちらのキャッチコピーが書かれたチラシを読みますか。

それは、おそらくAのキャッチコピーが書かれたチラシではないでしょうか。

人が商品やサービスを利用する理由は

痛み、不安、悩み、恐怖、退屈、孤独、無能、失敗等が元になっていると言われています。つまり、このどれかを刺激し、それを解決してメリットを得られることをキャッチコピーに盛り込むことで、お客様の心をつかむキャッチコピーが出来るのです。

ただし、これはあまりやりすぎると所謂「霊感商法」ととられる場合もありますので注意が必要です。(霊感商法(れいかんしょうほう)とは悪質商法の一種。霊感があるかのように振舞って、先祖の因縁や霊の祟りなどの話を用いて、法外な値段で商品を売ったり、不当に高額な金銭などを取る商法である(ただし、地鎮祭の費用など社会通念上、いわゆる伝統的なものとして認められているものを除く)。その中でも、祈祷料、除霊料、供養料などの名目で法外なお金を払わせるが、商品の販売はしないものを特に霊視商法という。)(ウィキペディアより抜粋)