お客様が貴社の商品・サービスを購入するとどんなメリットがあのますか。

チラシの中にこのメリットを入れないと、お客様はチラシを読んで購入しようとか、申し込みをしようとはしてくれません。それは、自分にメリットの無い商品やサービスにお金を払おう、時間を使おうとする方はいないからです。つまり、チラシでは、あなたの商品やサービスを利用する事で得られるお客様のメリットを伝えなければなりません。

そのメリットの何か? どんなことを文章にすれば良いのか。ここで注意したいのは、売る側の視点に立った言葉になっていないか、ということです。自社商品を愛するあまり、きっとみんなが喜んでくれるはずだ、と思い込んでいる場合が多々あります。では、どうすればよいか。一つ目として、

①お客様のことはお客様に聞く事

以前に実際にその商品を買った方に実際に聞いてみましょう。新製品であれば、試供品を試して頂きましょう。その答えがまさにあなたの商品やサービスを購入するうえで、お客様がメリットに感じることです。もしかして、自社で想像していたことと違うことが多くあるかもしれません。

二つ目として

②他社商品やサービスとの「差別化」をする事

現代はまさに情報が氾濫しています。その多くの情報の中からお客様は、あなたの商品やサービスと競合他社の商品やサービスを比較し、より自分にメリットのある方に申し込みを行ないます。その時に、同じような商品で同じ価格では、貴社の商品を選ぶ「理由」をお客様が見つけることができません。そこをしっかり差別化して伝えましょう。その競合他社の商品やサービスよりも優れている点が、お客様が得ることが出来るメリットとなります。差別化は、商品販売する上で最大の戦略になります。

具体的に、メリットをいくつ位チラシに載せるべきか

チラシに盛り込むメリットは、1個や2個では少なく感じます。逆に8個や9個もメリットが書いてあると覚えきれません。実際に、人間が一度に記憶することが出来る最大数は、7個であると言われております。つまり、チラシで伝えるべきメリットの数は、3~7個が良いと言えます。ただし、たった一つのメリットでも、それが、他社との「絶対的な差別化」であれば、そのひとつを大きく取り上げるのも良いでしょう。