印刷したチラシをどうやって配付するか。現在では、一般的に新聞折り込みとポスティングとの二つが考えられます。どちらが良いかは商品や業種によって検討が必要です。

新聞折り込みとポスティングの違い

新聞折り込みは、他の複数のチラシと一緒にまとめられて配布されます。ポスティングは、1枚1枚のチラシの個別にポストに投函されます。無差別に配る場合と企業のみになどの指定も出来ます。ポスティング業者の料金体系を調べると良いでしょう。

新聞折り込みの【メリット】

・価格が安い—-まとめて送れるから、1枚当たりの配布にかかるお金がポスティングに比べて安いです。
・家の中まで届く—新聞と一緒に織り込まれているので、確実に家の中までは届きます。

新聞折り込みの【デメリット】

他のチラシとまとめられている為、一つにまとめられている束の表に出ていないと、まとめて捨てられる可能性があります。

ポスティングの【メリット】

・一度は見てもらえる可能性がある—何枚かのチラシと一緒に投函されるわけではなく、1枚だけ投函されるため、ポストから出す時に一度は見てもらえる可能性が高いです。

・配布のタイミングを決めることが出来る—何日の何時ごろに配布するという、配布のタイミングを自分で決めることが出来る。最も問い合わせや注文が得られそうな日時を選んで配布することが出来ます。

・申請が必要ない—新聞折り込みチラシは、新聞の評価にも関わるので、出すことが出来ないチラシもあります。

ポスティングの【デメリット】

・配布単価が高い—まとめて配布する事で、配布にかかる費用の負担を軽くした新聞折り込みチラシと異なり、1軒1軒の配布にかかる費用を1社で負担する事になり、配布単価が高くなります。

・クレームが来る可能性がある—チラシを配布した先の方から、チラシを入れるなとクレームの連絡が来る可能性があります

 上記が新聞折り込みとポスティングの違いです。 どちらも一長一短あり、貴社の販売されている商品やサービスにどちらの配布方法が合っているのか、試してみないと分かりません。現在は、特に若い世代は新聞を読まないくなったと言われます。そもそも新聞をとっていない家庭が増えています。住宅販売などの高額商品は、新聞折込の反応がなくなってきているのは現状です。配付方法も結果の検証が必要になります。 今、新聞折り込みをやっているならポスティングを、逆に今ポスティングを行なっているなら新聞折り込みを試してみるのも一つの方法です。