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【具体的ポイント1 20m手前から認識できるか】

車で走っているときに、そろそろ食事をしようと思っているときに、たとえば蕎麦が食べたいとしましましょう。運転者は、「蕎麦屋はないかなあ」と思いながら走っています。「あった!」と思った時には、すぐ横を通り過ぎてしまっている。こんなことはよくあることです。もちろん、車の速度や信号などで状況は変わってきます。実際にご自分のお店がどう見えているのか、時々チェックしたいものです。季節によっては、街路樹の木々の緑で見えないときもあるかもしれません。周りの風景に埋もれないデザインにすべきですね。

 

【具体的ポイント2 看板の角度はお客様目線ですか】

車の運転者や歩行者は、真っ直ぐ前を見て進んでいきます。ですから、看板の角度は、道路に対して直角に設置した方が見えやすいのです。入口は真正面に看板があれば良いのですが、道路側の看板とお店の正面の2つの看板を付けた方が良いのですが、予算が少ない場合には、お店の正面を優先してしまいがちです。お客様の目線で再度認識してみましょう。

【具体的ポイント3  何屋さん?】

店名や会社名が大きい看板で、「何屋さんなんだろう?」っていうことを経験した方も多いと思います。地元でよほど社名の通った会社であればそれでも良い場合はありますが、新規客を集客する場合には、その「商品」、その「目的」が明記されていなければ集客出来る看板とは言えません。「茹で上げパスタ」 「和牛ステーキ」 「とんかつ専門」 「串焼き居酒屋」等、看板だけでメニューや店内の様子も分かるような看板は集客効果が高くなります。

また、とてもお洒落な店名で、ローマ字の筆記体で書かれた看板は、まず読めない、何度聞いても覚えられない場合があります。「え~と、ほらっ、あの、なんとかなんとか、っいう名前のイタリアンのお店」なとどいう会話がでる場合があります。見栄えが悪くてもふりがなをふりましょう。

【具体的ポイント4 看板の文字が読めますか?】

こんな看板をみたことはありませんか。文字がぎっしりと書いてあって、何が書いてあるんだろうと思いながら通り過ぎてしまう。予算を考えると、ついつい、あれも書きたい、これもPRしたいと思ってしまいがちです。でも、看板を見るお客様は、運転しな゛ら、歩きながら、路上の様々な看板の洪水を見ています。その中の1枚の看板をじっくり読んでいる時間はありません。ほんの数秒で認識しなければいけません。

簡単に言いますと、「ぱっと見て、何のお店かわかって、思わず入りたくなるような看板」これが良い看板です。読めない看板は、ないのと同じです。

 

【具体的ポイント5 あなたのお店は何色?】

色は、見る人の心理に大きく働きかけます。一般的に言われるのが、オレンジなどの暖色系は、温かい印象を与えます。黒や濃紺は、こだわりや信頼性を感じ、緑は新鮮的、茶色は自然な感じを受けます。一般的に青色は爽やかな感じを与えますが、飲食店の場合には、食欲減色になります。また、色の濃淡でも印象は大きく変わりますので看板デザインの時には、専門家に相談しましょう。

【具体的ポイント6 料理の写真は鮮やかに】

お客様の視覚に訴える写真は大きな集客効果があります。ジュウジュウと肉汁の垂れた焼き肉の写真、新鮮な海鮮魚貝の写真、具がたっぷりのったラーメン等、一目で美味しさが伝わってきます。また、仲間が楽しそうに飲んでいる写真、家族団らんの写真、ロマンチックなカクテルの写真、どれもその店の特徴が瞬時に伝わります。

「メニュー写真+店内の風景」をセットで掲載するとお客様は安心して入店出来ます。写真があると、お客様の不安感をなくし、お店の雰囲気を感覚的に伝えることが出来ます。例えばフレンチレストランの場合、上品な料理と男女の写真があると、ちょっと贅沢してみようかな。という気持ちになるかもしれません。看板そのものがお客様のライフスタイルの提案になります。

【具体的ポイント7 看板も新鮮に】

多くの看板を目にしていると、新しい看板と古ぼけた看板を目にするものです。古くてもどっしりと重厚感を出している看板は良いのですが、ペンキがはげている、色あせしている、傷が付いてる、電球が切れている等は、店内もそうなのではないだろうかと思われてしまいがちです。

老舗なのか単なる古いお店なのかは看板で判断されているかもしれません。

【具体的ポイント8 自分たちのお店の魅力って?】

お店の魅力は、意外とお店のスタッフの方々がわかっていない場合があります。このお店のお薦め料理はなんですか? と尋ねると、「私は入ったばかりでわかりません」とか、「なんでも美味しいです」という返事が返ってくる時があります。看板に出ているメニューや雰囲気が店内では違うものを言ってしまうと、お客様は、魅力を感じなくなります。落ち着いた高級感のある看板を出していても店内がザワザワしていたり、こだわりのメニューと看板に書いてあるのに、冷凍食品だったりでは、お客様は「看板にだまされた」という感覚を持ってしまい、せっかくに新規客がリピーターには繋がりません。オーナーとスタッフ全員が「こんなお店を目指している」ということを話し合いましょう。

 

【具体的ポイント9 お店は右?左?】

ロードサイド店は、お店の看板や店構えである程度の雰囲気が分かりますが、裏路地や複合施設などでは、どこにあるのかわからない場合があります。そんな時には、「矢印看板」が有効です。「ココを入る」「あと10m」など、具体的に簡潔に書くと誘導しやすくなります。

以上、集客・増客効果の看板についてご紹介致しました。

集客効果のある看板は、アルフォサポートにご相談下さい。 TEL028-634-3858